幻冬社
本はよく読む方ですが、文芸に関しては古典か好きな作家のしか読まない
最近の作家さんでどの人が面白いんだろー 新規開拓したいけど うーんどこから
というわけで 色んな作家さんの連載が一気に読める文芸誌を 初めて手に取ってみました
というのも これは装丁がたまらなく可愛いぞ！ と興味 名前も好感
しかも創刊号 そして丁度発売日だったみたい いい始まり！
女性向けとあって 女性作家ばかり へー ふむふむむ
たくさん読めるから この中からお気に入りが見つかれば 次はその人の本を読むぞ！
という気持ちで読み始める
ちなみに私は割と速読です
だから大体読み物は常々ザーと読んでしまうのですが
はっとしたすきな文章は速度を落として 何度も繰り返し戻っては読み、をやります
小説もエッセイも対談も それぞれ新鮮で面白かったのですが
群を抜いて私、すきになったのが
創作 の 山田マチさん の 特に 山田レシピ
一見ふつうのレシピかと思いきや！
「かみなりおこし」の作り方 では まずかみなり様を招いてねかしてから
「ペヤングソースやきそば」の作り方 では まず韓国の山奥へ飛んでペ・ヤングさんを探しましょう
みたいな 架空レシピページで
やばいツボです こういうのだいすき
一口メモとか下準備とか、それらしく丁寧であればある程面白い
これだけ読んでたいけど、この作品と作品の間に1ページちょっと挿入されてる雰囲気がいいんだろうな
願い通り 気に入った作家さんが見つかったので嬉しい わーい
こういう出会い方もいいね
