2022年の初動は、京都在住の小説家・土門蘭さんと一緒にスタジオ入りしました。以前『スタンド30代』という連載 でインタビューして頂いたのですが、その時の好奇心旺盛な姿勢と、繊細で寄り添うような優しい文章に惹かれ、更に彼女の 歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』を読んで、その純度の高い言葉にときめき、個人的にまたお話してみたいなとこっそり願っていました。
そして取材の最後に土門さんが「わたしも踊ってみたいです」と言っていたことがどこか残っていて。彼女自身が動いたらどんな風に感じてどんな風に言葉にするのだろうって興味があり、思い切って”一緒に身体動かしながらお話する”というお誘いをしてみたのでした。
動きながら話す。話しながら動く。
土門さんはやはり感受性が豊かな方で、動いて感じたことを、すぐに多様な言葉で返し、私が興味を持ちそうな幾つかの書籍や著者も教えてくれました。
踊ることと書くこと、手法は違えど見てる景色が被るような感覚があり、とても刺激的で新鮮な交流でした。
想像以上に、ずっと話していられる相手でした。会いたいと思ってた人に会うって大事。
土門さん、年初めに良い時間をありがとうございました!
(折角なので一緒にポージングもして頂きました!執筆にちなんで、かぎかっことかっこです。)