2009-09-08

連載『しかのねごと』vol.35


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(スペイン編もう少しだけ続けます!)

いい部屋を譲ろうとして、なんかうまく説明がいかなかった『気を使う』

似たものでいうと、『察する』とか『顔色を伺う』とか
うまく訳せないものを考えてたら
あ これって文化かもと思って

日本の教育の面から言っても、
日本人は個性よりも団体行動や協調性を育てることに強いから
皆が共有している思想・発想てパーセントとして高いと思うのね
こういうときは、まあこう思うよね、
といった先回りが大体皆できてる気がする

相手の気持ちになって思いやる
てことは素敵なことですが
外国人からしてみれば(人にもよりますが..)
”相手に合わせる”という行為が”主体性がない”みたいに見えるようで
『それよりもまず貴方はどうしたいの?』
という質問が必ずついてくるし、
それが一番大事なその人自身の意見とされてる
これはホントにすごい実感した
どんどん言っていかなきゃ進まない

とはいっても
人の気持ちをとっさに察知して気を配れる日本人は
向こうからしてみたらテレパシー!?みたいな感じで
すごいなジャパニーズは!て驚かれます
説明の難しい、繊細な文化ですよね