2009-09-11




思い立ったら電車に乗るぞということで
カメラを持って唐突に葉山に出かけました

海があるということ以外なんの知識もなかったので
入った美術館の中にあった図書館で調べてみる
覚えてきた事をちょっと要約して記しますと

別荘文化のある葉山。
そもそもは明治維新で海外より近代的別荘&海水浴という文化が輸入され
明治18年に日本初の別荘が大磯に、そして明治21年葉山にも建てられました。
大正期末より昭和初期は特にブームで、
皇族・政界人・財界人・文化人のステータスのために
葉山の海岸には500棟近く建てられたそうです。
敗戦でいったん米海軍に接収されたものの、のち返還。
その後困窮した元所有者が手放し、大手企業の社員用保養所になる等、
新しい別荘族が誕生。
昭和30年代、国民の間にレジャーを楽しむ余裕も出始め、
ひと夏で200万人という海水浴ブームが到来します。
そして今も尚、その優雅な景観を失わないような町づくりを目指しているそうです。

ふむふむ 知らなかった
そう思うとそんなふうに深く見えてくる
歴史的な目線で見知らぬ土地を歩くのもいいものです

葉山らしさの根源は
『静かさ、奥ゆかしさ、気楽さ』そして『品格』
だそうです まさに別荘地だなあ

ウクレレ教室を開いてた素敵なカフェや、
真っ白く塗られた小さなギャラリーなど、
感じのいい場所もぽつぽつありまして
またゆっくり行ってみたいです

それにしても
時々急にこうやって「今!海!行こう!」ってなる
海への欲求ってなんなんですかね
リバース願望かな
とりあえず 何か始める時には、行くといい気がします