2019-07-09

絵コンテケース



【愛用してる絵コンテケースの話】





今年に入ってから使っている、お気に入りの絵コンテケース。これなんと革職人になった友人の手作りです!初めてゼロからフルオーダーしちゃいました。

映像の現場で、監督をはじめスタッフの皆さんが香盤表やコンテを作業しながらパッと見てまたパンツの後ろポケットに突っ込んでいる、あのA4サイズの書類が5~10枚は挟める、三つ折りの絵コンテケースがずっと欲しくて。便利そう〜と。

たまにカッコいい革製品のものを使っている人を見かけて、いいなーと思ってたのですが、いざ自分で買おうと探し始めてみると、あんまり一般的に売られてるものじゃないと知り。

やっと見つけても形のバリエーションがなくて、オシャレで使いやすいものを作れたらなーとイメージしていたタイミングで、高校時代の演劇部の同期のメンバーの橋本雄太氏がいつのまにか職人になっていたことを思い出して頼んでみたのでした。

「うちらにはなかなか発想できない商品で面白そうだね。」と快く引き受けてくれて感謝!やったー。

ホナガの欲しい仕様はこんな感じ↓
あくまで仕事で使う状況を考えたこだわりポイント満載!

・上の留め具はマグネット。(金具にすると、かさばるしポケットの出し入れ時に引っかかるので)少し幅があってバインダーみたいにしっかり留められると嬉しい。

・下の留めは細いゴムバンドで紙をまとめられるように。(切り込みに紙の角を差し込む仕様だと、バラバラめくりながら作業する中でそんな余裕ないので)外ロケで紙がバサバサー!となっても一気にパチンとしまえる。でも撮影中は何回も開くから、ゴムの位置はなるべく下部にして開けやすいように。

・ペン差しの太さは3色ボールペンが入るサイズ。基本的にボールペンしか使わない私。更に当日の修正メモとかは色を変えたいので、本番日は大体2色以上のボールペンにしてます。

・中に挟む芯材はちょい硬めである程度曲がっても良い。ほぼほぼ立ったまま書き込むスタイルなので、ある程度下敷きとして使えるレベルなら。あんまり硬すぎるとポケットに入れにくそうだし。

・最後に全体を留める部分も、開きやすい形にしたい。(例えば真ん中に細い革紐が付いてて最後にグルグル巻くタイプだと、開いた時に長くダラーンとぶら下がるのが気になっちゃうかも)

更にはここから表革&内革の色、ステッチの色、革の種類が「経年変化がっつり!」or「綺麗目上品!」のどちらが良いか、刻印まで希望を聞いてくれて、どこまでも好みのものに仕上げてくれました!(しかも納品早かった。)






こうして『honagayoko project』としっかり刻印まで入った立派な理想的な三つ折り絵コンテケースが出来上がりました!!
カッコよくて、仕事に行く時にこれに紙を挟むとキリリと気合が入る。今年もう既に何現場も共に闘ってきております。使いやすくて快適だし、丁寧に作られてるのがよくわかる出来で、ほんと大満足。

とても気に入っているよ、ありがとうガイくん(←高校時代の呼び名)。

他にもお財布や名刺入れ、ブックカバー、キーケース、ベルトなど色々な革小物を作ってるので、興味ある方は彼のサイトをぜひ覗いてみてください〜!勿論、絵コンテケース作りたい方も声かけしてみてください!
(時々イベントに出展もしているようで、今週末もあるようです!)↓

公式サイト:http://yutahashimoto.com/

Facebook:https://www.facebook.com/yutahashimoto.tokyo/

instagram:https://www.instagram.com/yutahashimoto.tokyo/